CDドラマ(ドラマCD)製作日誌 追悼文

日曜日、
私はアニメの仕事がありまして、
AM5:00に起き、タクシー電車タクシーと乗り継ぎスタジオに入りました。
仕事はあまりなく、AM11:00には終え、
またタクシーに乗り、吉祥寺から中央快速に乗り、
ふと、お茶の水の寸前で秋葉原へ行こうかと思いました。
最近、というより、かなり前から流行っている、『東方』とはなんぞや?
と以前から思っており、乗り換えようかな?と考えました。
ところがお金がないし、日曜で混んでいるので辞めようと思い、
電車はそのまま神田へ、千葉につきバスに乗り帰宅。
NHKの速報とエコ番組の合間に差し込まれるブレイキングニュース。
大変なことが起きた、と思いました。
昨今、色々と話題になる秋葉原ではありますが、
今回ばかりは呆然としました。

あとは皆さんと同じ気持ちです。
自分にできることは、
犯人へのやり場のない怒りを覚え、
故人のご冥福をお祈りすることだけです。

二日たってようやく気持ちに整理がつきました。
つい先日も、ある玩具メーカーのイベント担当の方と会う機会があったのですが、
予定していたイベントが脅迫状で中止になったとおっしゃってました。
本気か冗談は置いておいて、
これだけはいえます。
人を殺しちゃいかんのです。

願わくば、この文書を読んだ人のうち一人でも、
人を殺しちゃいかんと、共感してくれればと思います。

重ね重ね、今回の事件に遭われた方のご冥福とご回復を心より祈りまして、
挨拶とかえさせていただきます。

本日は、オフィシャルサイトのブログをハイジャックする状態で、
自分の憤りを書かせて頂きましたので、
会社サイトへのリンクはいたしません。

2008年6月10日

笠井信児